なかなか寝つけない人必見!入眠障害の症状と原因とは?

不眠症にはいくつかの種類がありますが、その中でもっとも訴えが多いのが「入眠障害」と呼ばれる症状です。これは、「ベッドに入ってもなかなか寝つくことができない」というものです。

次の2つに当てはまる場合には、入眠障害にかかっている可能性があります。

  • ベッドに入ってから実際に寝つくまでの時間(入眠潜時)が30分~1時間以上
  • 寝つきの悪さに大きな苦痛を感じている

入眠潜時が30分以上だとしても、そのことに苦痛を感じず、日中の活動に悪影響が出ない人もいます。その場合は入眠障害ではありません。あくまでも本人が「寝つきの悪さに苦痛を感じている」というのが、入眠障害のポイントです。

ちなみに入眠障害は、年齢による影響をあまり受けません。3000人以上を対象にした統計調査によると「成人の8%は寝つきの悪さに悩んでいる」という結果が出ていますが、この調査でも寝つきの悪さと年齢には大きな関係は見られませんでした。

夜中に目が覚める中途覚醒」や「朝早くに目が覚める早朝覚醒」といった不眠症の場合、年齢が上がるほど有症率が高くなります。しかし、入眠障害にその傾向はありません。これは、入眠障害の原因が、ほかの不眠症とは異なっていることを意味しています。

スポンサーリンク

入眠障害を引きおこす主な原因

入眠障害の原因は複数ありますが、ここでは代表的な原因を4つ取り上げます。

  1. 精神的ストレスの影響
  2. 体温が高いままになっている
  3. 体内時計が後ろにズレている
  4. 【追記】足がムズムズするせいで眠れない

以下、ひとつずつ詳しく述べていきます。

1.精神的なストレス

入眠障害の多くは「精神的ストレス」が引き金になっています。なぜストレスのせいで寝つきが悪くなるのかというと、それは交感神経の働きが活発になってしまうからです。

交感神経は自律神経のひとつで、日中活動している時間帯に優位になる神経です。血圧や血糖値を上げて、日中の活動をサポートする役目を持っています。

特徴 交感神経 副交感神経
主な働き 身体を活動モードにする 身体を休息モードにする
優位になる時間帯 起きている時に優位になる 眠っている時に優位になる
血圧 上げる 下げる
血糖値 上げる 下げる
血管 収縮させる 拡張させる

夜になっても交感神経が活発なままだと、いつまでたっても身体が休息モードにならないため、スムーズに眠りに入ることができません。その結果、入眠障害が発生してしまうというわけです。

2.体温が高いままになっている

人が眠りにつくときには、体温が1℃くらい急激に下がります。体温が低下すると、それまでフル回転していた脳と身体が休息モードに移行して、眠りに適した状態になるのです。

これは逆に言うと「体温が高いままだとスムーズに寝つけない」ということです。

就寝時刻になっても体温が下がらない原因はいくつか考えられます。その多くは生活習慣に起因しています。たとえば「夜遅くに食事をとる」「就寝直前に熱いお風呂に入る」といったことは体温を上昇させてしまい、入眠をさまたげる要因になります。

3.体内時計が後ろにズレている

「夜に眠って朝起きる」という睡眠のリズムは、体内時計によってコントロールされています。この体内時計の周期が後方にずれると、夜になっても眠れなくなります。

もともと、体内時計は24時間よりも長い周期を持っています。そのため、毎日体内時計を調整しないと、眠る時刻が少しずつ後ろへずれていきます。
(※ 周期には個人差がありますが、24時間10分前後の人が多いとされています)

体内時計の遅れをリセットするには、朝に強い光(=日光)を浴びることが必要です。多くの人は、とくに意識しなくても朝に太陽の光を浴びているはずなので、毎日体内時計を調整できています。

しかし、夜勤やシフト勤務などをしている方は要注意です。太陽の光を浴びる機会が少ないために体内時計の遅れを戻せなくなり、入眠障害にかかりやすいからです。

また、体内時計が慢性的に遅れがちになると『睡眠相後退症候群』という睡眠障害に発展する可能性もあります。

睡眠相後退症候群とは・・・

睡眠時間帯が後ろにずれてしまい、遅い時間にしか眠れなくなる睡眠障害。この睡眠障害にかかると、一般的な就寝時刻(午後10時~午前1時)には入眠できなくなる。夜中や明け方になってようやく眠気がおとずれるので、起きるのは昼過ぎや夕方にずれこむことが多くなる。

4.【追記】足がムズムズするせいで眠れない

少し特殊かもしれませんが、足がムズムズ・チクチクして寝つけない人もいます。夕方~夜にかけて足の不快感が発生し、その影響で眠れなくなるのです。

これは入眠障害というよりは、別の睡眠障害と考えられています。専門的には「むずむず脚症候群」といいます。

詳しくは「足の不快感のせいで眠れない『むずむず脚症候群』の症状・特徴とは?」で述べています。心あたりのある方は参考にしてみてください。

まとめ

一言で寝つきが悪いといっても、その原因はさまざまです。しかし、原因を特定できれば、入眠障害を改善するために何をやればいいかが分かってきます。具体的には「入眠障害を改善する方法」の中で改善策を述べていますので、ぜひ取りくんでみてください。

ただし、注意したいのは「複数の原因」が絡み合っている場合です。この場合、何から手をつけていいか一人で判断するのは難しいかもしれません。そういうときは、睡眠を専門に診ている医療機関に足を運ぶのが賢明です。

病院探し・医師探しについては「睡眠障害の病院と専門医を探すときに知っておきたいこと」を参考にしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

● 元理学療法士の社長が開発した安眠サプリメント『潤睡ハーブ』

睡眠の質を高めてくれるクワンソウをはじめ、イライラを抑えるギャバやラフマエキスを配合。

さらに、良質のアミノ酸を豊富に含んでいるクロレラが睡眠をサポートします。

今だけ1,980円でお試しできるキャンペーン実施中です!

「不眠症」に関するページ一覧

ページの先頭へ