中途覚醒のメカニズム&原因とは? 夜中に目が覚める人は要注意!

「昔はぐっすり朝まで眠れたのに、最近は夜中に何度も目がさめてしまう……」
このような症状に悩まされている方は多いと思いますが、これは『中途覚醒』と呼ばれています。

3000人以上を対象にした調査では、約15%の人が中途覚醒型の不眠症状を持っているという結果が出ています[※1]。また、年齢が上がるにしたがって中途覚醒は発生しやすくなります。

中途覚醒がひんぱんに発生するとどうなるでしょうか。深夜、寝ている最中に目が覚めるということは、そのぶんだけ睡眠時間が削られることを意味します。睡眠時間が少なくなれば、脳や身体の疲労が完全には回復できなくなります。そして、その影響は日中の眠気という形で現れてきます。

さらに、精神的な悪影響もあります。中途覚醒は自覚しやすい不眠症なので「どうして夜中に何回も目が覚めてしまうんだろう……」と悩んでしまい、それが精神的ストレスになってさらに眠りが阻害される可能性も出てきます。

このページでは、中途覚醒が起きるメカニズムと原因についてご紹介します。

※1:睡眠障害の対応と治療ガイドライン / 内山真 P.70 による]

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中途覚醒が起きるメカニズムとは?

中途覚醒は、ある一定のタイミングで発生することが多いです。具体的に言うと「眠りについてから3時間後か4時間半後」です。

なぜ決まったタイミングで目が覚めるのかというと、これには睡眠のサイクルが関係しています。人間の睡眠には数段階の深さがあって、睡眠中にその深さが波のように変化します。

中途覚醒が発生しやすいのは、睡眠が浅くなるときです。そして、人間の眠りは90分周期で浅くなるタイミングがあるので、それに合わせて目が覚めやすいのです。先ほど、眠りについてから3時間後か4時間半後に中途覚醒が起こりやすいと述べましたが、これは90分の倍数だからです。

ただし、90分周期というのは目安です。睡眠の周期には個人差があり、80分周期や100分周期の人もいます。また、その日の体調でも睡眠リズムは変わります。それでも、睡眠リズムの周期が中途覚醒に関係していることは事実ですので、覚えておいて損はないと思います。

中途覚醒の原因は多岐にわたる

睡眠が浅くなったときに中途覚醒しやすいとしても、目を覚まさずにグッスリ眠り続ける人もいます。これは、睡眠深度のサイクル以外にも中途覚醒を引きおこす原因があることを示しています。

では、中途覚醒の原因になるものは一体何なのでしょうか。それは多岐にわたりますが、ここでは代表的な原因を5つ取り上げます。

  1. 年齢を重ねたことによる影響
  2. 特定の生活習慣の影響
  3. 首や肩、腰などの痛み
  4. 睡眠時無呼吸症候群にかかっている
  5. 周期性四肢運動障害にかかっている

1.年齢を重ねたことによる影響

先ほど、人間の睡眠には数段階の深さがあると述べましたが、睡眠深度は加齢とともに浅くなります。

● 中年(40歳~)の睡眠リズム

「深い睡眠がとれなくなる=裏を返せば浅い眠りが増える」ということです。当然、中途覚醒が起きる可能性は飛躍的に上がります。

2.特定の生活習慣の影響

特定の生活習慣が影響している場合もあります。具体的には次の2つです。

  • 寝る前のお酒
  • 夜遅くの食事

まずお酒についてですが、「眠れない夜にお酒を飲むとスッと眠りに入れる」というのは事実です。しかしその反面、寝酒をすると中途覚醒の回数は増えます。

アルコールは分解される過程で「アセトアルデヒド」という物質を生みだします。このアセトアルデヒドが問題です。なぜなら、交感神経を刺激する作用があるからです。交感神経が刺激されれば、休息状態にあった脳が覚醒してしまい、その結果夜中に目が覚めやすくなります。

次に、夜遅くの食事についてです。胃の中に食べ物が残ったまま眠りにつくと、胃の消化活動の真っ最中に睡眠をとることになります。身体の一部が活発に動いているわけですから、当然眠りは浅くなって中途覚醒につながります。

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3.首や肩、腰などの痛み

睡眠中に首・肩・腰などに負担がかかると、その痛みのせいで中途覚醒する可能性もあります。睡眠中に身体が痛くなる原因はさまざまですが、その一つは寝具です。

枕や敷布団などは経年劣化するので、知らず知らずのうちに身体にフィットしなくなります。また、年齢を重ねることで体型が変われば、それまで使っていた寝具が合わなくなります。

なお、中途覚醒との関連でいうと、硬すぎるマットレスはあまり良くありません。腰のあたりが沈んでくれないため、圧力が腰に集中します。その圧力を逃がそうとして睡眠中の寝返りが多くなり、中途覚醒しやすくなります。

4.睡眠時無呼吸症候群にかかっている

睡眠時無呼吸症候群は、眠っているあいだに呼吸がひんぱんに止まり、そのせいで瞬間的に脳が覚醒してしまう睡眠障害です。1990年代から注目されるようになり、現在では多くの人が一度は耳にしたことがあると思います。

無呼吸のせいで中途覚醒している場合、「寝ている最中に目が覚めた」という自覚症状が得られません。一時的に脳が覚醒するだけで、すぐに再入眠するからです。

しかし、前述した「90分周期で睡眠が浅くなるタイミング」と「睡眠時無呼吸」が合わさると、自覚できるレベルで目が覚める可能性があります。

5.周期性四肢運動障害にかかっている

睡眠中に足がピクピクと動いたり、ひじがすばやく動いたりする……こういった動作が繰り返される睡眠障害があります。専門的には「周期性四肢運動障害(しゅうきせい しし うんどうしょうがい)」と言うのですが、これも中途覚醒の原因になりあます。手足の動きにともなって脳が覚醒してしまうからです。

ほとんどの場合、本人は手足の動きのせいで目が覚めたとは自覚できません。そのため「なぜだか分からないけど夜中に起きてしまった」という不満を抱えるという特徴があります。
(自覚症状がある場合は「足がガクンと動いて目が覚める」と表現されることが多いようです)

なお、30歳未満の人が周期性四肢運動障害にかかることは少ないですが、50歳以降になると発症数が増えていきます。

まとめ

睡眠の深さは、その日の疲れ具合や身体の調子にも左右されます。ですから、たまに夜中に目が覚める日があるのは当たり前とも言えます。

しかし、習慣的に目が覚める傾向のある方は、やはり何らかの対策をとったほうが賢明です。中途覚醒のぶんだけ睡眠時間が削られるのは事実だからです。ほうっておくと「疲れがとれない」「日中に強い眠気を感じる」などの症状が現れる可能性も否定できません。

具体的な対策については、次のページ『中途覚醒を改善してグッスリ眠るための対策』で述べていますので、参考にしてみてください。

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